JA0IAA

★★ 2003年新潟コンテスト

2007/9/15 加筆

さあ、やるのだ

 今年も5/18の新潟コンテスト7MHz部門に参加しました。何かと慌しく、準備も相変わらず整わない状態でしたが、手持ちの機材の大半を車に積み込んだのが前日。
 当日最後の荷物を積み、出発したのが10時過ぎでした。場所は三島郡与板町*、いつも移動している場所です。
 今回は昨年のスコアを更新することが目標でした。昨年は約9600点、1万点に届きませんでした。JARL総会と日が重なったことと、コンディションが安定しなかったことが原因と考えましたので、今年は・・・・と思ったわけです。
 今回はアンテナの地上高を上げることにしました。幸いにも風がほどんど無い状態ですから、「オバケポール」の長いものを使うことにしました。全長13mです。
 昨年は約10mですから、この「3m」でより遠距離には有利になることを期待しました。
* 現在は長岡市です。(2007/9/15追記)

準備完了、事前チェックも順調?

アンテナの様子 現場に到着、早速アンテナを準備します。おばけポールの先端に給電部を取り付け、ひたすら上へ持ち上げて伸ばします。
 7本つなぎのポールですが、4本目くらいから重たくなり始め、最後の6本目を引き上げるころは疲れていましたHi。かなり使ったので、ポールに歪みがあるのかも知れません。オイルを塗れば滑ってしまいますから、これから調べてメンテが必要でしょう。
 エレメントの両端にクレモナロープ(15mくらい)を取り付け、アンカーで地面に固定して完了。かくして、アンテナの設営は終わりました。
 曇り空で、写真がきれいに写りませんでした →
 リグをつないでSWRをチェック・・・と、ここで気がついたのが、「電源ケーブルがない!」 機材を入れたカバンの中から不要なライトを出した時、一緒に忘れてきたようです。一瞬ヒヤッとしました。
 結局、車のバッテリから電源を取って急場をしのぐことに決定。車をアイドリングして終了まで我慢することにしました。
 アンテナをつなぎ、SWRは1.0でバッチリ。逆Vの頂角は計算上約120度、インピーダンスがうまく50オーム付近にあるようです。
 4エリアが良く聞こえます。中距離にも開いているようでした。
 群馬コンテストが終了するまでに昼食を済ませ、終了後に周波数を確保。ゆっくりQSOしながら開始時刻を待つことにしました。呼ばれる局とはなるべくゆっくりQSOすることにし(とはいえ、2局以上いればラグチューとはいきません)、時間を稼ぎます。「強いです」と言われ、これは期待できる・・・と喜びました。でも・・・

コンテスト開始、でも

 1300JSTと同時にCQコンテスト、さあコールを・・・・と思ったら、誰も呼んでくれません。昨年はいきなりドッグパイルになったのに?再度CQを出すと、ようやく1局コールあり。以降コールが続き、10分経過して14局QSOしたものの、後が続きません。上下の周波数に強い局がいるようです。コンディションも意外と良くなく、QSBを伴っている信号が多くコールとナンバーのコピーに手こずります。
 1時間粘った段階で1分1局のペース、これ以降どんどんペースが落ちてゆきます。CQを連発していたかと思えば、突然コールが続くことがあります。コンディションがかなり不安定なようでした。
 ペースを取り戻したかと思えば、いきなりQTH・名前を話し出す局も出現。時間をロスしました。
 1時間半経過後、周波数を確保しながら別の周波数をワッチします。県内局のマルチを稼ぐべく呼びに回ったのですが、新しい局があまり聞こえてきません。新しい局を呼んでは元の周波数でCQを連発することでランニングを続けました。
 その後も、呼ばれ続けたかと思えばCQを連発するということを繰り返しました。
 昨年は最後の10分でコンディションが急回復し、スコアを伸ばしましたが、今年はこれもなく、1600JST終了。
 我慢我慢のコンテストでした。

きつかった

というのが、今回の感想でした。
 マルチは前年とほぼ同等でしたが、いかんせん局数が大きく減少しました。事前の目標なんてとんでもない話ですHi。
 アンテナの地上高を上げたのは、決して失敗ではないと思うのですが。
 確保した周波数の問題でしょうか?
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